50代以上などの中高年の人もいるはずなのに、なぜか若い人のほうが目立つ大都市は、街中を歩けば20代や30代の人をよく見かけます。 そんな大都市を、「若者のための街」と感じている人も多いかもしれません。
「おばあちゃんの原宿」と言われている巣鴨地蔵通商店街が、多くの若者に注目されていることをラジオ番組で伝えていました。
新しくできたかき氷屋のほか、おばあちゃんやおじいちゃんがどのくらいいるのかなど、興味を持ち商店街を訪れた若者たちに、新宿や渋谷に無い雰囲気が受け入れられました。 そんな若者たちの中には、たまたま商店街を通りかかったら、声をかけられた若者もいたようです。
また、人柄や街の雰囲気、ほかでは見られない古い街並みに魅力を感じている、ほかではなかなか無い漬物があるなど、商店街を好きになった若者たちの話しがありました。
巣鴨に住んでいる人や、商店街で商売をしている人たちに、「活気があってよい、少し若者向けの商品を出すと売れる」などといった好意的な意見がありました。
一方、商売をしている人たちの中には、「お金がない若者が来ても、商売にならない、若者向けの店舗が増えないか不安」などの意見もありました。
若者たちの力で街が活気にあふれたり、古い街並みの雰囲気に魅力を感じたり、巣鴨にはほかの街に無い特有の色があります。 これからも巣鴨が、若者たちとお年寄りたちがうまく共存できる街であってほしいです。