男女で付き合っていると、お互いの様々な性格が見えてくるもの。中でも会話のコミュニケーションは思考回路の違いが顕著に現れます。この記事では、ある女性と男性の間で起こったすれ違いについてご紹介します。
仕事で嫌なことがあった女性は、とにかく誰かに話して気分を晴らしたいと思っていました。
そこで、1年ほど交際している男性へ電話をかけようと思い立ちます。
「あのね、業務でAさんとの間に大変なことがあって」
女性は電話口で男性へ状況を説明しました。
しかし男性は、どうも面倒くさそうに話を聞きながら、
「それはお前がAさんに前もって説明すればよかったものだし、他の人にも相談できる業務だろ」
と、改善すべき点、解決策を次々と話します。
男性の態度を不快に感じた女性は、怒って電話を切ってしまいました。
なぜ女性は怒ってしまったのか、そして、なぜ男性は面倒くさかったのでしょうか。
この問題を紐解いていくと、男女間の思考回路の差が見えてきます。
基本的に女性は共感を、男性は解決を求めます。今回の女性は、とにかく話を聞いてもらい、共感を得たかっただけでした。一方男性は、答えのない話を嫌い、女性へ解決策を提示して成長を促しています。
つまりこの女性は完全な女性思考回路であり、男性もまた完全な男性思考回路であると言えるでしょう。これでは話が噛み合わないのもわかりますね。
そうはいっても、どうすればお互いが歩み寄って気持ちの良いコミュニケーションが取れるのでしょうか。
それは、男女の思考回路は別物だとそれぞれが知っておくことです。
女性は「ただ話を聞いてほしい。解決策は大丈夫」などと男性へ宣言をするとよいですね。男性も話の区切りで相槌を打ち、解決策を提示するのではなく、話を整理してあげるのが女性の気持ちを落ち着かせるためオススメでしょう。
いかがでしたでしょうか。
本記事では、男女のコミュニケーションの違いについてご紹介しました。皆さんも男女の違いを理解しあって、楽しい日々を過ごしていきましょうね。